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筋肉を鍛えれば坐骨神経痛は解決する?

筋肉を思いっきり鍛えているオリンピック選手でも坐骨神経痛になる人はなります。反対に太っていても姿勢が悪くても坐骨神経痛にならない人はならないのです。
つまり、「筋肉を鍛えれば坐骨神経痛は解決するか?」というと「解決しません」と言うしかありません。そもそも坐骨神経痛の症状が出始めたら筋肉を鍛えるなんて痛くてできません。

坐骨神経痛の原因となるヘルニアや腰椎狭窄症、腰椎(脊椎)分離症・滑り症等の予防をするなら運動で筋肉をやみくもに鍛えるのではなく、骨を正しい位置に戻し筋肉の異常を治すのです。筋肉の異常とは、胴体前後・左右の筋肉の伸縮のバランスが悪く、筋肉疲労から筋力が弱まっている状態です。
筋肉は繊維からできていて、自分でやみくもに鍛えてもその繊維が太くなるに過ぎないので、筋肉をバランスよく伸縮するように筋肉の異常を元に戻すことはできません。
そもそも背骨は積木が24個重なっているようなものです。積木に例えると、上部が傾いているほど下方部でバランスを取るために前後左右に積木をずらし、バランスを取るために下部に行くほど積木は前後左右に大きくずれます。つまり腰椎部分に一番大きくズレが生じるということです。

背骨のズレは、四肢の動き全てが影響しているのです。だから筋肉の伸縮を正常に戻し、正しい動きができるようになれば、背骨のズレも生じにくくなるのです。さらに背筋をバランスよく鍛えれば姿勢も良くなり背骨の歪みも少なくなります。
坐骨神経痛になってしまったら、医師の指導のもと運動療法(理学療法士の指導)で筋肉の伸縮のバランスを正しくする指導を受けることをお勧めします。