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坐骨神経痛と鍼灸院

鍼灸…人の身体には、361個のツボがあります。そのツボにはそれぞれの症状に対する効き目があり、鍼を刺す・お灸を据える治療を行っています。
そして、鍼灸の三大メリットと言えば…

1.免疫力が高まることで、病気になりにくくなる
2.日常生活におけるストレスなど、自律神経を調整する
3.痛みを抑制する鎮静物質を体内で作る…

上記の内容を加味するまでもなく、鍼灸は様々な症状に効くことが、現在では当たり前のこととして捉えられています。
そして治療に時間を要する坐骨神経痛に対しても、鍼灸は有効な治療であると言われています。
坐骨神経痛は神経を圧迫することで痛みが発症しますが、大まかに2通りの神経圧迫の経路があります。
それは、大腰筋が痙攣して坐骨神経を圧迫し痛みを発症する場合と、お尻の梨状筋などが痙攣して坐骨神経を圧迫し痛みを発症する場合です。

・大腰筋…背骨と両足の付け根を結ぶ筋肉。
・梨状筋…お尻には臀筋群があります。臀筋群は、大臀筋・中臀筋・小臀筋から成り立っています。梨状筋は臀筋群を補助する役割を果たしている筋を言います(インナーマッスル)。

鍼灸は、この2通りの症状を的確に把握し、坐骨神経痛に効くツボを鍼で刺します。
ここで鍼灸が「何故、坐骨神経痛に有効であるのか」…それは明確な報告があるからです。
坐骨神経痛に効くツボを刺す前後、サーモグラフィなどを使って痛部の血液循環をチェックしました。

すると鍼を刺した後、痛部の血流が異常に増加しているのです。
つまり、血流の増加は筋肉の緊張が解け柔らかくなった事を意味します。=痛みを発症していた痛部分の神経に対して、圧迫が減少したと考えられたからです。
言い換えると、筋肉への圧迫が軽減されたため血流が増え、神経に対する圧迫が軽減されたということなのです。

また鍼灸では、血流増加によって酸素不足が解消…それ故、坐骨神経痛の痛みの元である発痛物質が運び出され、痛みが軽減するとも考えられています。
この実例を知れば、坐骨神経痛に対する鍼灸効果の説明は、十分だと思います。

また鍼灸の回数について…
急性坐骨神経痛の方が、慢性坐骨神経痛に比べて治りは早いと言えます。できれば、最初の1~5回は毎日、及び隔日で治療を行ってください。そうすれば効果は確実です。
慢性坐骨神経痛の場合、週1~2回の割合でじっくり患部を改善していきます。
そして、鍼灸で坐骨神経痛が完治すれば、改善後治療する必要はありません。
ただし月1~2回、身体のメンテナンスの意味を込めて治療すれば、絶対的な再発防止の手助けになると思います。