坐骨神経痛と不定愁訴について
季節の変わり目(=例えば3月)になると、次のような体調の変化を感じる方も多いのではないでしょうか。
「妙にイライラして、頭がダルい(重い)」「寝ても、いっこうに疲労感が取れない」等々…
これらは自分自身の自覚症状があるにも拘わらず、いざ病院で検査してもらっても、その原因がわからない病状をいいます。
こうした病状を、「不定愁訴(ふていしゅうそ)」といいます。
そして実は、「季節の変わり目=不定愁訴」に坐骨神経痛を発症する方が非常に多いのです。
(※また、ぎっくり腰を発症する方も増える傾向にあります。)
何故、「季節の変わり目=不定愁訴」に坐骨神経痛を発症する方が増えるのでしょうか。
例えば3月…寒さも峠を超えて少しずつ暖かく感じると共に、身体の調子は…普通は良くなるはずです。
しかし、季節の変わり目だからこそ体調を崩しやすくなる→バイオリズムが崩れてしまう(=自律神経が崩れる)→身体の適応能力が、最も崩れる季節でもあるのです。
つまり身体のバランスの崩れから(=体温調節が上手く維持できない結果)、坐骨神経痛を発症してしまう訳です。
もちろん、冬の季節の変わり目(=10月・11月)も同様です。
みなさんも「季節の変わり目=不定愁訴」=腰痛/坐骨神経痛に十分気を付けてください。