坐骨神経痛と寝相について
みなさんは、どのような姿で寝ていますか?
仰向け・うつ伏せ・横向き…いろいろあると思います。実は寝相によって、腰(骨盤)に掛かる負担が大きく違ってくるのです。
当然、坐骨神経痛にも影響を及ぼします。
(※腰痛を発症する人の特徴として…腰椎の曲がり具合が強い/骨盤の傾き(=通常は30度程度)が大きいことが挙げられます。)
ここでは、それぞれの寝相が腰(骨盤)にどのような負担を掛けるかについて考えてみたいと思います。
○うつ伏せの場合…
最も腰(骨盤)に負担を掛ける寝相がうつ伏せです。何故ならうつ伏せに寝た場合、腰椎に対する反り具合が非常に強くなってしまうため、骨盤の傾きも大きくなってしまうからです。
○仰向けの場合…
仰向けの場合、うつ伏せほどではありませんが…両足を伸ばす/背筋を伸ばすことによって、腰椎/骨盤に負担が掛かってしまいます。
(※どうしても仰向けで寝る習性が付いている人は…最初から両足を伸ばすのではなく、まず両膝を立ててから、そのまま伸ばすようにしてください。)
○横向きの場合…
横向きの寝相が、最も腰(骨盤)に掛かる負担が少ないといえます。更に横向きの状態で、膝を曲げ背中を丸めるようにして寝れば、更に有効性がるといわれています。
(※今流行りの「抱き枕」を使っても、腰(骨盤)への負担が減ります。)