坐骨神経痛と睡眠、寝具
今回は日々出来る腰に負担のかからない寝方や寝具について紹介致します。
現在治療中の方で夜中に痛みで目覚めてしまい日々熟睡出来てない方もいらっしゃると思います。 そういった痛みから寝つけずにまた疲労が蓄積されて余計に悪化したということもあると思います。 ですので、症状が軽い方は今から予防のためにも良い睡眠を日々心掛けましょう。良い睡眠をするためには寝方と寝具も深く関わってきます。
睡眠が大切な理由は寝ているときにその日1日の疲れをリセットすることです。 睡眠時に寝がえりを打つことで、リンパの流れや血液の流れが正常な状態になり関節まわりのこわばりをほぐしてくれることで疲れをとってくれるのです。 最近、朝起きた時に疲れが取れなく、逆に疲れてしまっているという方は要注意です! こういった状態が当てはまる方は、まず寝方や寝具を見直してみましょう。 まずは寝がえりがしやすいように、布団やマットレスは柔らかく体が深く沈むものから少し硬いもので寝がえりがしやすいものにしましょう。 このときに体が弓のように曲がり腰に負担がかかっていないかよく確かめましょう。 また、枕の高さも調節してみましょう。
寝方については、横向きの姿勢で背中は丸めて膝を曲げるようにすると良いと言われています。 この時に抱き枕を使い抱きつく姿勢で寝ることで腰の負担が減りより効果的です。 また、反対にうつ伏せの姿勢は腰に負担がかかり、仰向けの姿勢でも脚を伸ばした状態や背筋を伸ばした状態、腰の下に柔らかいものを引くことは避けた方がいいと言われています。 もし、仰向けの姿勢が寝やすい方や坐骨神経痛による痛みがある方は膝のしたにタオルや抱き枕など敷くことで腰の負担が少なくなりますのでこちらをお勧めします。
毎日の睡眠時にしっかり疲れを取ることも坐骨神経痛の予防に繋がるので早速試してみてはいかがでしょうか??