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病状編-9) 骨盤のゆがみによる疲労感、倦怠感

骨盤が歪むと骨盤と背骨をつなぐ仙骨が傾き、その上に乗っかってできている24個の骨が連なった背骨も歪んできます。24個の積み木を重ねていって、下の方がずれると安定を保つためには少しずつ全体をずらしていかないと崩れてしまいます。それと同じ理屈で骨盤の歪みは背骨の歪み、つまり姿勢を悪くさせてしまうのです。

骨盤の歪みから起こった背骨(腰椎・胸椎・頸椎)のズレは、自然とそれらの骨を安定させようと頑張っているインナーマッスルを緊張させ、この緊張が恒常的になってしまうと疲労感・倦怠感を慢性的に感じるようになります。
直接的な原因は筋肉の疲れからですが、間接的な原因は、筋肉の緊張が続いたまま眠りにつくことで、熟睡できずに前日の疲労感が残ったまま翌日を迎えるからです。このような状態が続くと疲労・倦怠感が積み重なっていきます。
また、骨盤の歪みによる筋肉疲労から、腰痛・肩凝り・背中の痛みが始まり、さらにひどくなると首凝り・頭痛・眼の疲れ・耳鳴りまで引き起こすこともあります。

骨盤の歪みは腰椎のズレを起こし自然と猫背になって、内臓下垂も引き起こします。内臓が下垂することで内臓機能が低下し、内臓が冷えて体温まで低下してしまいます。また、猫背のために助骨が動きにくくなって呼吸が浅くなり、体内が酸欠状態になって、息苦しさを感じ始めます。筋肉も酸欠状態になるので疲れやすくなります。
また、骨盤の歪みは、背骨だけでなく、股関節や大腿骨の歪みも生じますので、O脚・X脚にもなります。このような脚の歪みは膝の歪みや足関節の歪みを生じさせ、歩きにくくしますので、立っているだけでもアンバランスになり、疲労感・倦怠感が増します。