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自分で坐骨神経痛を改善したい

軽い坐骨神経痛は自分で治そう

ひどい坐骨神経痛の場合は歩くのも辛くなるほど痛みがあります。しかし、軽度ならばある程度我慢できる痛み・痺れのため、自分で予防・改善がなせることもあります。

坐骨神経痛は鎮痛剤や温熱療法・冷却療法で緩和することができます。ただ、これらの方法は痛みそのものに対処する方法で、根本的な改善にはならないことが多いです。根本的な改善をする(=原因療法)ためには運動療法が効果的です。

運動療法の種類

運動療法その1:ストレッチ
ストレッチは萎縮してしまった筋肉を鍛えることと柔軟性を取り戻す効果があります。坐骨神経痛時に伸ばす具体的な筋肉は腹筋、背筋、太腿、ふくらはぎです。これらの筋肉をストレッチすることで椎間板や脊柱管への負担を軽くすることができます。痛くない、ギリギリのところまで伸ばしましょう。

運動療法その2:筋肉運動
運動不足や歳を取ることで筋力が低下すると骨格を正しい位置に保つ筋肉が衰え、骨格を歪ませます。運動療法では運動不足や年齢による筋肉の衰えを改善し、骨格の歪みを治す効果があります。ウォーキングやジョギングなどを行うと良いでしょう。

いずれの運動療法にしても、激しい痛みや急性な痛みを感じたときは中止し、安静にします。無理は禁物です。

また、温熱療法(=温めること)を合わせて行うことで痛みが軽減し、運動療法がやりやすくなります。シャワーを浴びる・風呂にはいる・ホッカイロを用いる、などで患部を温めましょう。